サラリーマンが海外勤務を実現するはじめの一歩

海外勤務したい

新入社員の方々は、どんな事を胸にそれぞれの会社へ入られたでしょうか。

中には海外駐在へ行きたいと思って、その会社へ入られる方もいらっしゃると思います。

会社に入って2年目、3年目の皆さんもそんな思いで入られた方いらっしゃるでしょう。

私も同じで海外で仕事をしたいという気持ちを持って会社に入り、現在はアメリカでの海外駐在が通算9年目に入りました。

9年という時間だけをみると、素晴らしい実績のように見えるかもしれません。

しかし、海外で仕事をするという目的を叶える為に取り組むポイントは、実はそんなに多くありません。

これは本当の話ですが、僕が社会人になって受けた初めてのTOEICスコアは350点です(笑)

えっ?リスニングのスコアだけですか?って思いました。

自分の頭の悪さに愕然としたのを覚えています。

僕よりも英語や他の外国語ができる人は、自分の会社にたくさんいたはずです。

このスコアだと下から10%くらいのレベルだったのかもしれないと今になって思います。

今回は、僕がここに至るまでに自分がどんな所にポイントを置いて、どのように取組んできたのかをご紹介したいと思います。

海外に興味があって、これから就職を控えている皆さんにもきっと参考になるはずですので、ぜひ最後まで読んで貰えると嬉しく思います。

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目の前にある業務を確実にこなす

当然ですが、はじめの数年は仕事を覚えることが先です。

仕事も分からないのに、海外でその会社の仕事ができるわけありません。

どんなに英語ができても仕事が分からない人を海外へ派遣することはあり得ません。

営業や経理、総務、技術などあなたがどのような所へ配属されたかは分かりませんが、その仕事をしっかりとこなす事がまずはじめに取り組まなければならないことです。

ここでは突出した力は必要なく、安定的・継続的に進められる力の方が必要です。

あなたに任せておけば大丈夫と、周囲のみんなから思われるくらいの仕事力は身につけておきましょう。

会社によっては、3~4年目くらいから研修員としての海外派遣を用意する会社があります。

そのタイミングを意識して、その拠点から推薦が受けられるように仕事軸で活躍ができるように頑張りましょう。

私が新入社員の時代は残業の考え方が甘く、時間さえかければ誰よりも仕事を進めることができました。

現代の違う見方からすると、いわゆる”社畜”と呼ばれる状態だったかもしれません。

ただしそこには自分なりの信念があって誰よりも仕事を多くこなしていたので、当時の僕は何の疑問も持たずに残業も休日出勤もしていました。

カミングアウトをすると、残業として時間外手当がついたのは半分ぐらいだったかなと思います。

それでも仕事は嫌いではなかったですし、与えられた仕事はやりきる信念が評価されてモチベーションに繋がりました。

今思えばこの経験が、いかに時間をかけずに仕事を終わらせるかと考える能力が身についた出来事だったと思います。

サービス残業が厳しくなった昨今、仕事を素早く丁寧にやり遂げるには違う考え方が必要ですが、それでも信念をもって物事を成し遂げる事は、お金に変えられない経験が身につきます。

それを意識して日々の業務に取り組みましょう。

直属の課長、拠点長の信頼を得る

ひとことで言えば、”人間関係の構築”です。

海外の研修や駐在の候補を挙げるのは基本的には本社や重要拠点の役目になります。

人事は、その人のパフォーマンスを現場から上がってくる数字でしか見ることができません。

その数字は、自己目標の結果や上司の評価から人事へ上がってくるものです。

という事は、候補の選択も身近な上司からの評価が影響しているわけです。

では、”候補はこの人たちになります”という本社からの連絡に対して、推薦をするのはどなたになると思いますか?

打診があって最終的に推薦をするのは、同じ場所で働いている方々になります。

会社ごとに仕組みが違ったとしても大枠では変わらず、社内の身近な方々から反対や低評価を受けるような事があれば、人事も再考をせざるを得ません

結局のところ、海外勤務の道は初めから終わりまで、あなたの活躍を見ている身近な上司・拠点長が海外勤務への足掛かりを与えてくれる方々になるのです。

彼らの評価を得るには、先ほども挙げた“安定的・継続的に進められる力”です。

もっと具体的に言うと、「時間を守る」・「期限を守る」・「約束を守る」この3つが出来れば大丈夫です。

時間を守る事は日本人の美学です。

日本では100%の常識なのでこれは信頼性に関わる事を認識しましょう。

期限を守ることは、次にそれを使う人へのマナーです。

僕達の業界では、次工程はお客様という概念があって、次に必要とする人は社内であってもお客様だと思って対応するという意味です。

遅れるどころか社内の自己申告書の提出を怠ったということで、昇進できなかったという人僕の会社にはいます。

約束を守るというのは、逆の意味では守れない約束はしてはいけないのです。

何でもやりますという対応は得策ではなく、自分の能力に応じてできないことは正直に伝えて協力を仰ぎましょう。

それが組織の強みです。

自己申告・自己アピール

人事や採用担当の方から聞きましたが、今も昔もモチベーションが保てるように従業員をローテーションする事は、会社が成長していくために必ず必要になる為、あなたがやりたいことや進みたい方向を明確に示すことは非常に大切です。

基本的には自分の申告内容は個人情報にあたる為、周りの方々が見えないように配慮されていると思います。

それだけ、人事も本人の生の声を聞きたいと思っているということです。

ここでは、自分がやりたい事を明確に書いておく事が必要です。

海外勤務について具体的な場所まで書いても問題はないと思います。

また、海外で勤務する為に取り組んでいる事もアピールして、読む方が感心するような内容が書ければ最高ですね。

海外の研修制度などがある場合は即戦力を期待する場合は少なく、将来の駐在員としての能力があるのかという観点で見られます。

そこに必要なのは、“しっかりした人間なのかどうか”、”挑戦するバイタリティがあるのかどうか”というものです。

ここまで読んで頂ければ少し感づいているかもしれませんが、英語やその他の外国語はひとつも必要とされていません。

選抜する為の指標になる事は間違いありませんが、それ以上の必要性はありません。

そんなことは、研修に行ってからOJT(実地訓練)して下さいというわけです。

誤解がないように付け加えておきますが、外国語が使いこなせるほうがいいに決まっています。

即戦力となれば、本社採用の現地スタッフという枠組みがある会社では、ずっとその現地法人の戦力として雇われる可能性だってあります。

そういう方が仕事内容も人間関係も構築できれば、まず間違いなく希望通りに海外勤務が叶うと思います。

しかし、決定の優先順位は一番ではありませんということです。

研修員制度がある場合は要件を確認

ここで初めて、英語などの実力が問われます。

制度がある場合は、必ず募集条件があります。

  • 〇〇年以上の勤務経験
  • 一定の役職以下
  • TOEIC〇〇点以上

などがそれにあたります。

ここは、クリアを目指すしかありませんのでどんな方法を使っても乗り越えるように努力しましょう。

これはあくまで持論ですが、海外研修の願いが叶ったとしても希望の国へ行けるかどうかは分かりません。

行きたいところへ行けないから辞退するという事は、個人的にはお勧めしません。

今まで培ってきた努力を無に帰してまた次のチャンスを得るよりも、選ばれた国で力をつける事の方が、人生にとって必ず役に立つと思います。

まとめ

海外勤務を目指す為の第一歩

・仕事軸でまずは周囲の信頼を得よう
・上司や拠点長との人間関係の構築は必須
・自己アピールは必ずして周囲に理解を得よう
・海外勤務に条件があればそれは越えなければならない壁

研修員という制度があったとしても、それは将来本当の意味で海外で勤務をする為の最初の関門です。

研修という制度がない会社ではいきなり本番となりますが、現実的には外資系やコンサル系など業種は限られてくるのではないでしょうか。

大切なのは、目の前の事を真剣に取り組むことです。

意外に続ければ叶う事ばかりなので、意識をもって取り組んで下さい!

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