海外勤務・研修員の心構え(本駐在に選ばれる思考力)

海外勤務したい

サラリーマンとして海外勤務をしている僕は、日本の本社から毎年派遣される研修員を育成しています。

今までに8名の海外研修員を育てる経験をしました。

今年もまた1名がビザの申請中で、近日中には新しい仲間として来る事となっています。

1年の研修を終えて日本へ戻った皆さんは、本人の希望と合わせて、いろいろな方向へ進んでいきます。

その中で3名が海外の本駐在員として再び巣立っており、これからもう2~3名は本駐在として海外勤務する予定です。

研修から本駐在という流れは、本人が望めば会社も本人もハッピーな結果なので、一緒に仕事して学んでくれた同僚がまた巣立っていくと聞くときは、とても嬉しく思います。

今回は僕が研修員の皆さんと仕事をする上で、一番初めにお話しする内容をご紹介したいと思います。

これは海外勤務をする上で絶対に忘れてはならないことなので、これから海外勤務を予定している方にはぜひ読んでほしい内容です!

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病気・ケガをしないように研修を終える

日本で仕事や生活をする場合にも大切なことですが、海外勤務ではこの重要度がさらに増します。

これが原因で帰国を余儀なくされるのは、関わった人すべてが不幸な結果となります。

本人は志半ばで帰る事となり、先輩や上司は監督責任を問われる、そして会社は人材育成の方針変更が必要になる。

慣れない場所、慣れない習慣で生活するという事実は、想像以上にストレスがかかります。

特に研修員は若いので、ワクワク感やハイテンションになって、そのストレスに気付かないかもしれません。

だから、実例を交えて現実に立ち戻ってもらう必要があります。

どんな事にも根本・根拠を見つけてください

これを見つけた者にだけ与えられるものがあります。

それは説得力です。

根本・根拠には強いメッセージ性があり、言葉を超えて相手の理解を得る事ができます。

海外に来たばかりの仕事内容を知らない人間が、流ちょうに会話して発言して仕事をするなんて事は、どんな天才にも不可能です。

日本でどれだけ仕事ができる人でもです。

そもそも、仕事ができる人って何事にも根本・根拠を見つけてから始めるから、素早く簡単に実績が出せるのです。

英会話の技術が高い人でも脳が日本語であるならば、まずは日本語で考えてみるべきです。

日本語で考えて、根本・根拠を見つけてからそれを英語に巻き直す。

それからのアウトプットは英語を使って慣れるというプロセスが、仕事面、会話面でも成長ができる方法です。

にわかの知識で現地スタッフと仕事しようとしても、すぐにバレてしまいますよ(笑)

もう1つこれが必要だと言える理由は、迷った時の最終判断の材料になります。

意見や方向性に煮詰まった時に、そもそも何の為にこれに取り組んでいるのかという答えを知っていると、正しい方向が見いだせます。

どんな人からも学ぶ事はたくさんある

違う国に来て色々な人から影響を受けていく事になります。

その中には自分に合う人や、正直合わないとか言葉が分かりにくいとかいろいろな感情が芽生えてくると思います。

自分に合わない人っていうのは、実は自分に無い感性を持っている事が多いのです。

折角学びに来ているので、フラットな感情で出会う人々と接して欲しいです。

もう1つ、こちらが英語ができないという事を考えずに、普段みんなと接するようにしゃべってくる仲間もいるのですが、この人はあなたにとってお宝です。

この人たちと普段の会話が出来るようになった時は、ブレイクスルーしているかもしれませんよ!

そんな気持ちで日々を過ごしてほしいと思います。

日本ではないという事を常に念頭に

ご存じの通り、日本は世界でもトップクラスに安全な国です。

私の住んでいるアメリカも、安全性が高い国ではありますが地域によっては非常に危ない場所もあります。

知らない間に危険な地域に入ってしまう事もあります。

私たちは、日本で”平和ボケ”をしてしまっている身体です。

「少しくらいなら大丈夫でしょ」という考えは、非常に危ない目に遭遇する事があります。

毎日どこかで銃で撃たれるとかそれに近いニュースが流れます。

自分の身は自分で守る事をしっかりと認識してもらう事が、僕の責務でもあります。

全員自分より社歴が長い事を自覚する

研修で会社へ来たあなたは、この会社で一番の新人ですよ。

人によってですが、自分は親会社から派遣されてきましたとか、勉強して日本へ持ち帰りますとか、そういう事を言う人がいます。

親会社から来たとか、今までの経歴とかは何も関係ありませんし、日本人や研修だから特別だっていう事もありません。

常に敬意を払って、教えてもらう態勢を作る事が初めに何よりも大切です。

だってそうですよね?

自分は教えてもらう為に来たんだから、教えてもらって当然という態度では誰も親切に教えてはくれませんよ。

尖っていたら、みんな尖ってしまいますからね!

そして、世の中はGive and Takeが原則ですから、日本で学んできたことはあなたからもGiveをしてくださいね。

まとめ

初めての海外勤務に贈る言葉

・事故・ケガは海外勤務の中止につながる
・根本・根拠は言葉を超える説得力となる
・合わない人の感性はあなたのお宝
・日本ではないという自覚が大切
・自分が一番の新人だという事実を忘れない

言葉の壁が大きい事をイメージしてこのメッセージを送っていますが、日本で仕事をする上でも、根本・根拠などを持つといったような取り組みは、皆さんに生きる内容です。

この姿勢で1年を過ごすと、将来の本駐在はすぐそのに手が届く範囲まで寄ってきますよ!

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