アメリカでキャンピングカーの良い点と悪い点

キャンピングカー旅行

アメリカの広大な大地でキャンピングカー旅行をしてみませんか?

これまでに2回、そして今年も予定する僕の経験から、キャンピングカーの魅力と、良い点、悪い点をまとめてみたいと思います。

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キャンピングカーとは

アメリカでは、キャンパー(Camper)、モーターホーム(Motorhome)とかRVと呼ばれています。

小さなものでは、バンを改造して寝泊まりできる簡易的なものから、フルキッチン、ベッド、トイレ、シャワー、冷蔵庫などが完備されたものまで、幅広いタイプのキャンピングカーがあります。大きいものになると、観光バスと同じくらいのサイズのキャンピングカーがあります。

これをレンタルして、旅行するのが僕の最終目標となります(笑)

キャンピングカーの種類

キャンピングカーの大まかな種類は、このように分けられています。

バン型

日本でハイエースのような車を改造してレンタルしているタイプです。

日本で唯一馴染みがあるキャンピングカーではないでしょうか。

天井が斜めにに持ち上がって、開いた口を蚊帳のようなメッシュで囲って外に居るような感覚で夜を過ごす事ができます。

どちらかといえばアメリカでは、あまり流通しているタイプではないです。

トラックキャンパー

アメリカでよく見かける、ピックアップトラックの荷台に部屋を載せるイメージのキャンパーです。

少し狭めですが、運転席の上とテーブルを外してベッドをつくる事ができます。

また、キッチン、シャワー、トイレもついている、最小のキャンパーです。

コンパクトサイズ

こちらも3人用のキャンパーです。

このサイズからが、簡易的ではなく、しっかりとキャンピングカー用に改造された車になります。快適さを求めるなら、2人で使うのが丁度よいサイズ感です。

荷物用の収納スペースも小さいながらあるので、部屋とは別に保管ができます。スタンダード・最大で5名で利用できるサイズです。

全長は25フィート(7.6m)ありますので、日本では2トントラックくらいの大きさです。

この大きさから、発電機がオプションでついてきます。

大人3人で備え付けのベッドがありますので、テーブルやソファを解体して、ベッドを作る手間がありません。(3人の場合)

ラージサイズ

最大7人で利用できるサイズで、通常レンタルできる最大のサイズです。

大抵の場合、発電機が標準でついています。

備え付けのベッドはゆったりクイーンサイズで、4人で優雅な旅行、5人でもゆったり旅行ができるサイズ。

全長は30ft(9m)くらいなので、4トントラックを運転するサイズ感です。

キャンピングカーの良い点

結論から言いますと、キャンピングカーは良い事ばかりです

食費が抑えられる

キャンピングカーで料理ができるので、レストランへ行く必要がありません。

食材の調達から始まり、消化していく楽しさも計り知れません。

私は絶対に買い過ぎてしまいます(笑)

ご当地の食材でみんなで料理して団らんのご飯が楽しめますので、キャンピングカーで行くのに外食をするのは絶対にやめましょう。

醍醐味が失われます

お酒がみんなで飲める

キャンピングカーを停めたところが寝る場所なので、キャンプ場に到着したら飲み放題です!

ご飯と同じく、コストもお店で飲むよりはるかに抑えられます。

レストランで頼むお酒は、市場価格の倍以上です。

観光地ではそれ以上の事もよくあるので、お酒を沢山飲まれるグループは、間違いなくキャンピングカーで行く方がトータルコストは安くなります。

ここでしかできない体験ができる

上水、下水のホースを繋いだり、下水をダンプステーションで流したり、とにかくやる事全てが初めてで、事あるごとに楽しくて仕方ありません。

初めは色々な事が難しく感じますが、一度経験してしまえばこっちのものです。

アメリカの合理的な施設に感動をも覚えます。

帰る頃にはキャンピングカーがどういう構造なのかが完全に分かって、また必ず帰って来たくなりますよ。

グループの団結が深まる

みんなで力を合わせて旅行を成功させますので、家族や友達の絆が深まる事は間違いありません。

我が家では、私も妻も色々な苦労をして旅行を終えたとき、息子がとても成長したのを覚えています。

子供は、こんなところも見ているんだなと、家族の絆が一層深まった瞬間でした。

事故も経験して、それをみんなで乗り越えた感覚は、キャンピングカーならではだったと思います。

キャンピングカーの悪い点

キャンピングカーの悪い点を挙げていきたいと思います。

運転に細心の注意が必要

日本は右側通行で、アメリカでは左側通行です。

乗用車でも同じですが右折と左折が全く反対なので、間違えると致命的な事故に発展する可能性があります。

日本から旅行で来られる際は、1日でもよいので普通のレンタカーを借りて練習する事をお勧めします。

事故をしてしまっては、折角の旅行が台無しになります。

最低限の英語力は必要

いくら予習しても、不測の事態は起こるもの。

トラブルが起こった時は、最低限の英語は必要です。

物怖じしなければ、単語並べれば以外に通じるものなのですが。

何も起きない事が一番ですが、英語力の有無でその後の旅行の方向性が変わります。

ただし事故などが起きたとき等の、重大なパターンは必ず3者通話(電話で通訳をつけてくれる)を設定する事が可能なので、迷わず「Japanese please」を連呼しましょう。

少人数ではコストメリットがない

例えばですが、ラージサイズの7人乗りに3人とはを選ぶと、ホテル+レンタカーよりは確実に高くなってしまいます。

人数が少ないほど優雅な旅にはなりますが、同時に損はしたくないという意識は働いてしまいます。

少人数ではコスト管理に気を付けて、計画をしましょう。

まとめ

やりたいと考えるのであれば、事前準備を怠らずに運転技術と最低限の英語があれば、考える余地もなくやるべきです。

変え難い経験となりますので、ぜひ体験をしてもらいたいと思います。

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