【アメリカ経験!】幼児教育におすすめの本や習い事(親御さん向け)

【アメリカ経験!】幼児教育におすすめの本や習い事(親御さん向け)子育て
  • 幼児期はどんな教育をすべきなの?
  • 子供に何を教えればいい?
  • アメリカでは幼児期にどんな教育がされているの?

子供を育てる事ってとても難しいですよね。

そもそも正解がありませんし、その上に世の中にはたくさんの教育方法がありふれています。

インターネットで調べれば調べるほど情報が出てきて、何が正しいのかさえ分からなくなってしまう事があります。

一番初めに伝えておきたい事は、幼児期の教育は愛のある家庭こそ、子供にとって最高の教育環境であるという事です。

親がしっかりと子供に愛を注ぎ、家庭を居心地の良い場所にしなければ子供はしっかり育ちません。

時間が無いし余裕もないかもしれませんが、子供への愛は忘れないようにしましょうね。

今回は、僕がアメリカで学んだ幼児教育の一つ「レッジョ・エミリアアプローチ」をご紹介したいと思います。

米Googleの保育所や米ディズニーの社内にある保育所でもこの教育方法が取り入れられています。

なぜこの教育方法をお勧めできるかというと、自宅で実践する事も可能だからです。

想像力や創造性が豊かになるこの手法がどのようなものなのか、概略をご紹介したいと思います。

本記事の内容
・家庭でも実践できる創造教育「レッジョ・エミリアアプローチ」をご紹介
・どのような事を教えるのかをご説明します
・「レッジョ・エミリアアプローチ」を採用している幼稚園での実際の教育をご紹介

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【アメリカ経験!】幼児教育におすすめの本や習い事(親御さん向け)

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レッジョ・エミリアアプローチ(Reggio Emilia Approach)という教育方法をご存知ですか?

アメリカでは、レッジョ・エミリア哲学(Reggio Emilia Philosophy)とも呼ばれています。

レッジョ・エミリアというのは、人の名前ではなく実はイタリアの都市の名前です。

アメリカで注目を集めたのは1991年「ニューズウィーク(Newsweek)」により紹介されて、幼児教育の見本となるものと紹介されています。

この地域はイタリアで最も裕福な地域の1つであり、元々は学校の優秀さよりも品質の高いワインとハムの生産地で知られていました。

レッジョ・エミリアアプローチのモデルとなる学校は、第二次世界大戦の後に戦争で破壊された街で建てられています。

敗戦したドイツ軍が去った後にレッジョ・エミリアの女性は自分たちの手で瓦礫から学校を建てることにしました。

1946年にロリス・マラグッツィという地元の先生がこの動きに感銘を受けてこの地域の学校の運営や教育方法にコミットし、

彼が1985年にディレクターとして引退するまでに世界中の幼児教育者によって称賛されるプログラムを構築しました。

これが現在のレッジョ・エミリアアプローチ(Reggio Emilia Approach)の基礎となっています。

彼はこのレッジョ・エミリアの教育理論を明確には残しておらず言葉としてこのように残しています。

「学校はすべての子供たちへの場所となる必要があります、子供たちはすべて同じという考えではなく、子供たちはすべてが異なっていると考えるのです。」

引用:ニューズウィーク Dec-1-1991 (訳 : Hiro)

また彼が残した「100の言葉」はこの内容を裏付ける詩として語り継がれています。

子どもには 百とおりある。

子どもには 百のことば 百の手 百の考え 百の考え方 遊び方や話し方百いつでも百の 聞き方 驚き方、愛し方 歌ったり、理解するのに 百の喜び発見するのに 百の世界 発明するのに 百の世界 夢見るのに 百の世界がある。

子どもには 百のことばがある (それからもっともっともっと)けれど九十九は奪われる。
学校や文化が 頭とからだをバラバラにする。

そして子どもにいう 手を使わずに考えなさい 頭を使わずにやりなさい話さずに聞きなさい ふざけずに理解しなさい愛したり驚いたりは 復活祭とクリスマスだけ。

そして子どもにいう 目の前にある世界を発見しなさいそして百のうち 九十九を奪ってしまう。

そして子どもにいう 遊びと仕事 現実と空想 科学と想像 空と大地 道理と夢は一緒にはならない ものだと。

つまり 百なんかないという。
子どもはいう でも、百はある。

引用:「子どもたちの100の言葉―イタリア/レッジョ・エミリア市の幼児教育実践記録」

彼は何が言いたいのかというと、「子供には個々にたくさんの可能性を秘めていて、大人は決して自分の知識でそれを奪ってはいけない」という事です。

初めにできたのは、6歳までの幼児期から市内の他の32の子供たちのための学校で、親がボランティアで教師と一緒に働いています。

クラスワークは子供たちがさまざまなスキルを学び、彼らが自分の世界を理解するのを助けることができるテーマを中心に編成されています。

たとえば芸術の授業に見えて、実際には科学、数学、芸術の授業をしたりします。

植物プロジェクトに取り組む際、あるグループは金属線を使って葉の形を作り、他のグループは粘土、紙、またはペンキで作業し、またあるグループは、本物の葉を木の絵に張り付けたりします。

プロジェクトに沿っていれば、彼らのやりたい事を進んでさせます。

開放的な明るい教室のほかに、子供たちは隣接する小グループの部屋で交流したり、軽食を求めてコーナーキッチンに行ったり、異なる年齢層のために設計されたアトリエなどで遊ぶことができます。

こんな幼稚園があったら子供たちにとってとても幸せな空間ですね。

レッジョ・エミリアアプローチ(Reggio Emilia Approach)は、あくまで概念的な教育方法です。

成り立ちと概念はこのような感じの教育です。

この章の最後に子供達とどのように接すればよいのかをまとめておきたいと思います。

①子どもには個性がある事を理解する
②子どもは自分で表現できる力があるので引き出そう
③子どもにはそれぞれの創造力がある
④子どもは自分を理解できる
⑤子どもには考える自由な時間がある
⑥子供に制約は与えない

【アメリカ経験!】幼児教育におすすめ・実際の教育方法をご紹介

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それでは、レッジョ・エミリアアプローチ(Reggio Emilia Approach)ではどのような事を実際に教えるのかをご紹介したいと思います。

・創造性の教育

水・土・木・草などといった自然を使って遊んだり・アートを製作したりします。

子供たちに何かを作ってという指示があるわけでなく、何でもいいから好きなものを作るという内容です。

その過程で、水ってなんで透明なの?とかどうして冷たいの?などという疑問を持たせます。

先生は答えを示す事はありません。

・記録する(文書化する)

エッチエミリアアプローチでは子供たちの成長など全てを記録にとっています。記録ができる子供たちは自分でも記録を作っていきます。

記録化や文書化することが自分の記憶を思い起こすと言う認識も自分から発見してほし、いそのような感覚です。

・プロジェクト

複数人で数か月かけて学んでいく事になります。

例えば動物の経過を観察したり、アートを作成するところから販売するところまでの経過をみんなで検証したりします。

かなり現実にマッチしたプロジェクトが、時間をかけて行われます。

・共同性

レッジョ・エミリアの教室ではすべてのクラスに大きな垣根がなく違う年代の子供たちとも交わる時間があります。

また親がボランティアとして参加し大人とのコミニケーションも充実させます。

子供としてではなく1人の人として接すると言う考え方になっています

・空間意識

教室の空間自体も創造性をかきたてるために非常に考えられた設計となっています。

小さな教室があったり大きな教室があったりガラス張りのアトリエがあったりみんなが集まる広場があったりします。そのどこへ行っても自分の目的ができるという空間を子供たちは経験します。


【アメリカ経験!】幼児教育におすすめ・体験中の教育方法をご紹介

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息子が通っているプリスクール(幼稚園)では、先生と子供が対等で話をするといった考えだと思っています。

今現在はまだ数字を覚えたりアルファベットを覚えたりしている段階なので、周りと共同してディスカッションしたり報告をしたりというようなミッションはまだありません。

先生であっても対等であると言うことで、年長者の子供たちもその下の子供たちと対等に付き合ってくれたり、みんなで仲良くするチームワークを持って接してくれたりしています。

年長さんのクラスでは青虫やトカゲなどを育てていますが、それを下のクラスである私の子供も同じように観察することができて本人にとってはとても良い経験になっているようです。

情操教育という面が強いのでこれだから将来勉強ができるとか、テストで高い店が取れるとかそういった類の教育ではありません。

ですから日本に帰った時になんでも100点が取れるとかそんな事はありえないわけです。

あくまで想像力とか創造性を高めるといった観点でしかこの教育は成果を出しません。

しかも成果といっても目で見える点数で評価できるものではありませんので、結局大事なのは親御さんがしっかり自分の子供を見て判断して褒める(評価してあげる)と言うことが本人のやる気であったり方向性が正しいと理解するのかもしれません。

ですから何度も言うように、親が子供を育てると言う原理原則をしっかりと理解しておきましょう。

フィールドトリップ(遠足)などでもレッジョ・エミリアアプローチを取り入れています。

老人ホームを訪れてコミュニティーの中で歌を歌ったり、警察署へ行ってクリスマスの時期にプレゼントを寄付したりまずは社会の中でコミュニティーの大切さを学んでいます。

レッジョ・エミリアアプローチとは少し離れますが子供の発育と言う観点で体操の授業があったり、ヨガの授業があったりもします。夏に入るとウォーターでと言う水遊びの時間があります。

息子の学年が1つ上がると庭で野菜を育てたり、動物を作ったりいろいろなことを体験することができます。

ここまで書いていて1つ感じることが、家でも実践することが難しくないと言うことです。


グループ討議のような実践は子供がたくさんいなければすることができません。また社会とのつながりと言う観点でも1人ではできません。

ですが想像力を高めるためのアートであったり積み木を作ったりするような事は実は取り組もうとすれば誰でもできることなのです。

レッジョ・エミリアアプローチは、あくまでやり方、方向哲学と言うような概念的な考え方です。

これを日本の中でやってもらおうと思うと高い授業料がかかってしまいます。

やってもらおうとする事はもちろん悪いことではありません。家計を圧迫しないのであればぜひ通ってもらいたいと思います。

しかしそこまでお金をかけられないのであれば、ぜひ子供と一緒にこのアプローチを学んで体験してみてはどうでしょうか。

これからも息子が学んできたことをここで皆さんに知ってもらって使ってもらえるととても嬉しく思います。

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