【大きな違い!】指示した事以外はやらないアメリカ人の仕事の考え方

【大きな違い!】指示した事以外はやらないアメリカ人の仕事の考え方海外勤務したい
  • アメリカで指示・命令は難しい?
  • はじめにしておいた方がいいことある
  • スムーズに仕事を進めたい

アメリカで仕事をする時に必ず突き当たる壁があります。

それは「従業員が言ったこと以外はやらない性質」です。

アメリカ人の多くは指示したことに対しては、しっかりと遂行してくれるイメージがあります。

ですが説明が不十分だったり明確ではない指示を出すと、求めていたものと違ったり指示を断られたり答えられなかったりすることがあります。

この隔たりは、「日本での指示の出し方」と「アメリカでの指示の出し方」が大きく異なっているからに他なりません。

アメリカへ駐在員として来る人にとってみれば「日本の仕事のやり方」しか知らないわけで、戸惑ったり失敗したりすることも当然あります。

これからアメリカで駐在員として仕事をする皆さんへ、このギャップと意識をしておいた方が良い事をご紹介します。

本記事の内容
・アメリカでの適正な指示・命令の方法がわかります
・日本では出来てアメリカでは出来ないその理由を説明します
・上手くいかないギャップに落ち込まないようにする方法をご紹介します

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【大きな違い!】指示した事以外はやらないアメリカ人の仕事の考え方

【大きな違い!】指示した事以外はやらないアメリカ人の仕事の考え方

日本の部下のように「かゆいところに手が届く」業務の処理をしてもらおうと考えると、まずは自分が1から10まで指示を出さなければなりません。

大前提としてアメリカでは「指示したこと」や「言ったこと」しかやる義務がありませんので、それ以外の付加価値をつけて返ってくることは殆どありません。

付加価値を求めるのであれば、つけて欲しいものを明確に説明して指示を出すことが必要となります。

なので、簡単に言うと「事細かに説明」して「何度も進捗を確認」することが求められます。

こう考えるとそもそも論ですが、付加価値を求めること自体が指示・命令する側としてあまり意味がないと考えられるようになります。

少ない説明で50言ったら100の仕事が帰ってくるからこそ非常にありがたく感じるのであって、100を言って100の仕事が帰ってくるのであれば、場合によって自分でやってしまったほうが早いということもあります。

指示・命令を出す相手への教育やスキルアップというものが考慮されているのであれば時間をかけるべきです。

多くの駐在員の場合、アメリカの現地法人に配属されるとある程度職位が高いポジションとなると想定できます。

その立場での業務もそれなりに多いので、結果的に「付加価値を求めない的確な指示・命令」を出す事が大切となります。

難易度の高い指示を全てこちらが監督しながら作り上げるのではなくて、時間・手間が掛かる重要な仕事・作業の基礎部分をお願いするような考え方が良いでしょう。

基礎部分であれば、指示の説明をする側が熟知していれば説明も丁寧に的確に、そして短時間でできるはずなのでメリットが高い指示・命令が可能です。

【大きな違い!】日本では出来てアメリカでは出来ないその理由

【大きな違い!】日本では出来てアメリカでは出来ないその理由

この理由は簡単です。

どちらかといえば日本で出来てしまう事が「世界の非常識」だと考えられます。

日本では「直接的」に指示・命令をしなくても「間接的」に言及するだけで、物事を進める事ができる社会です。

とても素晴らしい事なのですが、これが海外へ出ると災いするのです。

「おもんばかる」ことや「相手がこうしたら喜ぶ」というような行動で先回りしてくれるのが体に染みついてしまっています。

世界の常識は「直接指示されたこと以外の事はやる必要が無い」です。

さもすれば「指示されたこと以外はやってはいけない」場合もあります。

結局のところ「指示の出し方」が理解できていないかったり、簡単な言葉で済ませてしまうこちら側の問題となります。

初めは「なぜ彼らは自分が思った通りに動いてくれないんだ」と思うかもしれませんが、実は「世界の常識としての正確な指示」ができていないのです。

分かっていても同じ問題でつまづきますので「日本での生活に慣れているので仕方がない」「こちらが直していくしかない」という思いで進めて下さい。

もう一つ大切な事があります。

アメリカでは従業員それぞれの職務が「ジョブディスクリプション(Job discretion)」という書面で決められて会社と従業員で合意します。

この職務に当てはまらない指示・命令は出さないように気をつけておきましょう。

問題になる事は少ないですが、明らかに業務範囲以外の事をお願いしたりすると後々の不満として訴えられる事もありますので注意しましょう。

【大きな違い!】ギャップに落ち込まないようにする方法

【大きな違い!】ギャップに落ち込まないようにする方法

上手に指示・命令が出来ない為に仕事が煩雑化したり、ストレスを感じてしまったりする場面が出てくるかもしれません。

アメリカで駐在して仕事をする方々のほとんどがこのジレンマと戦ってきたと思います。

これは文化や習慣の違いなので、たとえパフォーマンスが一時的に落ちたとしても気にしない事です。

今までの日本での経験が生かされない事はよくある事なので、逆にパフォーマンスが落ちないという事は自分や従業員へ負担がかかっていると思ってください。

自分がどうしてもストレスを感じてしまう場合は、指示・命令の方法を変えるしかありません。

はじめにお話ししたように50言って100返ってくることはありませんので、的確な50を伝えて50返してもらうという考え方に方向修正が必要です。

的確な10から50の指示・命令を集めて100にして仕事を回すのが本当の意味でのマネジメントです。

今まで日本にいたときには中々見えてこなかった事ですが、細かい点数を集めて100にするというマネジメント力が足りていないという自覚からスタートすれば、あまりストレスを感じなくなります。

指示した事以外はやらないアメリカ人の仕事の考え方・まとめ

指示した事以外はやらないアメリカ人の仕事の考え方・まとめ

・アメリカでは「言った事はやってくれる」
・指示命令した事に「付加価値」が返ってくることは殆どない
・日本の指示命令と受けた側の「おもんばかり」は世界から見ると非常識
・駐在はじめはパフォーマンスが落ちて当然
・10~50の指示命令をしっかり返してもらい100にするマネジメント力が必要

そもそも母国語ではない言葉で的確に指示命令することの難しさとニュアンスの伝え難さは、経験したものでなければ分かりません。

いつまで経ってもこの違和感はついてまわるのでそれに「慣れる」ことが重要だと僕は思っています。

なるべくストレスを少なくするために「できない事はできない」と割り切って仕事しましょう!

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