- 日本へ帰任するまでにやっておくべきことって何?
- 日本に帰ってからやり取りすることを少なくしたい!
- できることから少しずつ片付けたい!
アメリカで駐在員として3年から5年生活すると、様々な片付けを日本に帰るまでにやらなければなりません。
僕は駐在員として2度の帰国を経験しています。
そしてもうすぐ3度目の帰国をしなければならないタイミングに差し掛かっていて、前回よりもスマートに時間をかけて片付けていきたいと考えています。
帰るギリギリになると、やることが中途半端になってしまいますので、リストアップをして出来る事から片付けて行けるように準備をしたいですよね。
今回は駐在員が日本へ帰るときにやるべきことをまとめてご紹介したいと思います。
本日の内容
・契約を解除するものの整理方法をご紹介します
・車や家具など持ち帰れない物品の転売と処分の方法について考えます
・郵便物や確定申告など日本へ帰ってからも必要な行動をご紹介します
【アメリカ駐在の帰国・帰任】契約を解除するものの整理方法
契約の解除は1番大切で時間がかかるものだと考えておきましょう。
思い返してみると結構たくさんの契約を持っているのです。
賃貸している家、電気・ガス・水道、携帯電話、インターネット回線、学校、銀行、クレジットカード、フィットネスの会員、庭の手入れ業者、などが挙げられます。
これらを1つずつ契約解除していかなければなりませんので、思った以上に時間がかかるというのが本音のところです。
しかも、契約解除となるとあの手この手で引き止めようとしてくるので一つ一つの電話に時間がかかってしまうことが多いです。
ただ「日本に帰る」と言う理由は、ほとんどの場合が引き止められないと判断されるので「日本へ帰る」とか「海外へ行ってもう戻ってこない」というような説明を必ずするようにしましょう。
現在の僕の状況をまとめておきます。
①一軒家賃貸
1年契約ですが「転勤条項」といって転勤の場合は60日前に「書面で」連絡する事でペナルティ無しで解約可能
②電気・ガス・水道
解約はいつでも可能で日割り計算なので解約日と「Final bill」という最終の請求書の送付先を連絡する
③インターネット・ケーブルテレビ
解約は月単位で可能。解約日と「Final Bill」という最終の請求書の送付先を連絡する
④子供の幼稚園
30日前までに退園の連絡が必要で遅れると保証金没収
⑤携帯電話
プリペイド携帯なので解約の必要は無い。通常の携帯は月単位で解約が可能
⑥銀行
窓口で即日解約が可能
⑦クレジットカード
電話で即日解約が可能、年初に年会費が発生するカードがあるので年末までに解約したい
ぜひ参考にしてください。
過去の帰任で印象に残った解約はこのようなものです。
・フィットネス会員
手紙で解約手続きをしなければならない(解約が面倒な仕組み)
・レストランのワイン会員
レストラン店頭で解約手続きが必要
・庭の肥料業者
解約手続き後に肥料を巻いて請求される(仕方なく支払い)
【アメリカ駐在の帰国・帰任】車・家具などの販売と処分方法について
長年生活して使用してきた家具や車そして子供のおもちゃなどは日本へ持ち帰る事ができません。
これらは捨ててしまうか、もしくはお店や個人へ売るという方法があります。
2回の帰任経験で感じた事は、高価なものは販売しても良いと思いますが、細かなものは売る手間の方が大変だったというものです。
個人的な感覚では、ガレッジセールで販売するのはひとつの楽しみとして実施するのはよいと感じます。
ですが、利益を得たいと思って実施するとそれ以上の労力が必要になります。
おススメする方法は、ウェブを利用して高めの家具を売ってしまうのが費用対効果が高いです。
帰任までの時間的な余裕を考慮しなければならないので「高価なもの+大きなもの」から片付けていくのがセオリーとなります。
また、処分だけの事を考えるなら運べるものは「寄付」するという方法があります。
「Good Will」や「Salvation Army」という慈善団体が「寄付」された物品と販売する店があります。
ここへ持っていけば不用品は全て受け取ってもらえます。
具体的な売り先についてはこちらに記載しておきます。
・車
【中古車ディーラー】 CarMax・新車ディーラー・ガリバー
【個人】 クレイグズリスト・Ebay
・家具
【個人】クレイグズリスト・日本のコミュニティサイト・Face Book・ガレッジセール
【アメリカ駐在の帰国・帰任】郵便物や確定申告等日本でも必要な事
契約関係と荷物の整理ができればほとんど完了ですが、最後に郵便物の確認や確定申告(帰任年まで)が必要になります。
郵便物はUSPSの転送サービスが1年間可能なのでそれをウェブで登録してけば大丈夫です。
ご丁寧に「日本」まで送ってもらう事可能ですが、その場合は時間がどうしてもかかってしまいます。
アメリカ側で転送を「会社」か「友人」に受けてもらって確認をしてもらう方が良いでしょう。
最後に、その年が終わった後に実施する確定申告も忘れてはいけません。
自分が帰国した年の確定申告は翌年の3月に申告する事となりますので注意しておきましょう。
会社が手配するはずなので、その指示に従って進めていきましょう。
確定申告がある事は忘れないようにしておきましょうね。
【アメリカ駐在の帰国・帰任】車や家具の売却や解約の準備・まとめ
・契約の解除は数えてみると結構多い
・中古車の売買は中古車ディーラーで自信があれば個人売買
・家具はウェブを利用して大きくて高いものから販売しよう
・郵便局へは転送届けをネットで登録しておこう
・帰国後の確定申告は忘れずに
帰国前になるとどうしてもバタバタしてしまうのは間違いありませんから、余裕をもってこれらの事ができると良いですね。
会社によっては2か月前でも分からない場合があると聞きます。
その場合は、あらかじめ予期をして出口戦略を考えておきましょう。
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