アメリカの確定申告で日本の銀行口座を実際は報告・開示しているの?

アメリカの確定申告で日本の銀行口座を実際は報告・開示しているの?アメリカ生活
  • 貯金は全部開示しなければならないの?
  • 家族に知らせていないものもあるのだけど
  • 開示しなければどんなことが起こるの?

アメリカで特に駐在員の方にとっては、いまいち良く分からない確定申告。

基本的には会社が会計会社と契約しているので、その指示に従って情報を開示するのが一般的です。

確認する時間は掛かりますが、会計士さんを雇っていればやること自体は難しくありません。

しかも給与もネット支給といって、税金を差し引いた給与があなたの手元に渡される場合が多いですよね。

こんな「確定申告」で一番あなたが引っかかる部分は「外国資産の開示」に関してではないでしょうか。

アメリカから見た外国資産なのでもちろん「日本の資産」もそれに該当します。

各口座合わせた合計で1万ドル以上の「貯金」や「資産」があれば、確定申告に関係なくても「報告」しなければなりません。

ほとんどの駐在員にとって「資産」や「預貯金」は日本においてあるはずです。

ですから「開示しなさい」という事になります。

中には「へそくり」として家族にも「開示」していない資産も人によってはあります。

今回は、アメリカの確定申告で必要な「金融資産の開示・報告」についてどうするべきかをご説明します。

本記事の内容
・「外国の金融資産」を開示しなければならない理由をご説明します
・開示しなかったらどんなことが起こるのかをご説明します
・実際はみんな開示しているのかどうかを経験談からご説明します

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確定申告で「外国の金融資産」を開示しなければならない理由

確定申告で「外国の金融資産」を開示しなければならない理由

この動きは2000年の初頭から始まっていましたが、2011年に規制強化が行われた事で各会計会社も入念に「資産の開示」について警鐘を鳴らすようになりました。

ではなぜ「外国の金融資産」を開示しなければならないのでしょうか。

その理由自体はとても簡単なものです。

それは「アメリカが税金の回収漏れを無くす為」です。

分かりやすく言えば、申告のミスや過少申告で「とりっぱぐれる」事を防ぐのです。

アメリカに住んでいる私たちは、アメリカの確定申告では「全世界の所得や利益」に対して税金を納める必要があります。

ですからアメリカとしては、日本での利子や給料以外の違う収入は全て申告してもらわなければなりません。

中には「税金を逃れる為」として資産を隠したり申告しなかったりするような人も存在するので、全員へこのようなルールを課すのです。

他にも「マネーロンダリング」と呼ばれる資金洗浄に使われるような動きなど、悪意ある利用を厳しく取り締まる考えがあるようです。

【アメリカの確定申告】 開示しなかったらどんなことが起こる?

【アメリカの確定申告】 開示しなかったらどんなことが起こる?

もし開示を正確にしないとどうなってしまうのでしょうか?

IRSから発信されている情報だと、ものすごく厳しい罰則が設けられています。

もちろん過失や故意などで大きく変わってくるのだと考えられますが、それにしてもこの罰則は重みがあります。

過失としての罰則は「最大で1万ドルの罰金」となり、故意の場合は「刑事罰として10万ドルまでの罰金」が科せられます。

これによって、申告者がしっかりと開示する様に促しているのでしょう。

もちろんこのような罰則がある以上、これが厳格に施行される可能性は大いにありますので、できるだけ正確な開示をした方が良いでしょう。

詳しく正確に分からなくても、大体の数字でも良いので書いておく方が良いです。

数字が違ったとしても「最大限の努力」をしておけば、万が一問題となった時に開示していないよりは「悪意」が少ないと考えられるからです。

アメリカという国へ申告するのですから、出来るだけ善意ある行動を心がけましょう。

【アメリカの確定申告】実際は報告・開示しているの?

【アメリカの確定申告】実際は報告・開示しているの?

僕がかれこれ10年間で色々な方の話を聞いていると、意外にも開示していない方が多いのが現実です。

「大丈夫なのかな?」と思う事はありますが今までに罰則を受けたと聞いた事は1度もないので、大丈夫な場合の方が多いのでしょうね。

そもそも忘れている場合も考えられるので、それを含めるとかなり沢山の人が申告を忘れてる可能性もあります。

実際問題全体数として申告を漏らしてしまっていたり、申告していない人は相当数いるのかもしれません。

その人たち全員が大きな罰則を受けるとは考えにくいですが「何か不測の事態」が起きたときは、こういうルールに準じない人達から裁かれていく事となります。

これを十分に理解して、確定申告時の金融資産開示を行うように心掛けたいですね。

「へそくりがバレたくない」とか「今までパートナーに黙っていた資産がある」なんて事はあってもおかしくありません。

最終的には自己責任ですが、僕の意見としてはこのように結論したいです。

「黙っていたとしても罰則を受ける可能性はそこまで高いとは思いませんので大丈夫だとは思いますが、最悪のケース罰則を受ける可能性はあるので覚悟が必要」

といったところでしょうか。

あまりおすすめはしませんので、クリーンな開示を心掛けていきたいものです。

アメリカの確定申告で日本の銀行口座を開示しているの?・まとめ

アメリカの確定申告で日本の銀行口座を開示しているの?・まとめ

・金融資産を開示する理由は税金の回収漏れを無くす為
・居住者はアメリカで「全世界の所得や利益」に対して税金を納める必要
・過失としての罰則は「最大で1万ドルの罰金」
・故意の場合は「刑事罰として10万ドルまでの罰金」
・現実的には開示をしていない人もちらほら見受けられます

もちろん開示しない事を進める内容ではありません。

ただ中々伝えられる事は無い生の声をお伝えしました。

出来る限り正確な内容で申告は出来るようにしたいですね。

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