- どんな仕組みで入園できるの?
- アメリカのプリスクールを探し始めるのはいつからがいいの?
- 早すぎると問題はあるの?
アメリカへ渡米した時にお子さんが0歳~2歳だと、アメリカで「プリスクール」を探さなければなりません。
行かないという選択もできますが、日本の感覚では3歳からは幼稚園へ入るわけですから早めに社会に出したいという気持ちがあると思います。
僕は、早い方が良いと考えて2歳からプリスクールへ子供を入れるようにしました。
結果的には2歳時点では積極的に探していませんでしたが、たまたま近場で空きがあったプリスクールへ入れる事ができました。
入りたいと思った時にバタバタしないように事前にどうすればよいかが分かっていると便利だなと思い、今回はいつから探し始めるべきなのかをご説明したいと思います。
本記事の内容
・プリスクール側の受け入れの仕組みをご紹介します。
・アメリカのプリスクールを探し始める最適なタイミングをご説明します。
・早すぎると問題なのかを考えてみます。
アメリカのプリスクールの応募時期はいつから?
まずは、プリスクール側の受け入れの仕組みをご紹介します。
アメリカでは新学期が9月から始まります。
ですからプリスクールへ通い始めるのは9月からです。
それでは応募がいつから開始されるかというと、早いところでは12月からで大体1月には応募が始まっているケースが多いです。
9月から始まるのに半年以上も前から応募が始まっているのです。
思ったより早く感じますよね。
僕も初めてプリスクールを探し始めたのは4月の終わりからで、2歳のプリスクールはデイケアを除くと、ほとんどのプリスクールが埋まってしまっていました。
かなり焦った記憶があります。
というわけで、応募のタイミングは「12月~1月に確認しておきべき」という事になります。
もう1つ知っておきたい事は、既にそのプリスクールへ通っている家族が一般の応募よりも優先して枠を押さえる事ができます。
例えば、3歳の子が1年間そのプリスクールに通った場合、4歳時のプリスクールへは優先的には入れる。
それだけではなく、その子の兄弟が2歳や3歳でそのプリスクールに入る場合、その子も優先的に入る事ができます。
「家族」が誰か入っていれば、一般募集の2週間前くらいから登録ができるという仕組みです。
なので、初めから枠の半分が埋まってしまっているような可能性もありますし、人気のプリスクールではほとんど空きがない状態で一般の募集が始まったりします。
少し焦らせる事ばかり伝えていますが、すべて埋まってしまって「待機児童」となってしまう事はあまりないので、そこまで気にしないで下さいね。
希望の枠が押さえられなくてもウェイティングリストへ登録しておけば、欠員が出たときに入る事ができます。
ウェイティングしている間に他のプリスクールを登録しておいて、行きたい方が空いたら枠をおさえたプリスクールをキャンセルする事が可能です。
日本で考えるよりもとても簡単に「やっぱりやめます」が通用する国なので心配ありません。
現地の方も同じ考えで動くので、ウェイティングリストでも1番手や2番手なら結構な確率で順番が回ってきますよ。
いつまではキャンセルが可能としっかり書いてあるのでしっかり確認しておきましょう。
アメリカのプリスクールを探す最適なタイミングはいつ?
基本が理解できたと思いますので、それでは一体いつから探し始めれば良いのかを考えてみましょう。
ご説明をする前に結論から言うと、プリスクールを探す最適なタイミングは「入園したい前年の10月」です。
ですから、もし10月に渡米して翌年9月には2歳とか3歳になるお子さんがいる場合は、渡米してからすぐに探しておく必要があります。
地域で人気のプリスクールの場合は特にこの10月時点が重要なります。
9月から新学期が始まり、早いところでは12月から募集を行う場合があります。
新学期が始まった9月は、プリスクールへ初めて通うお子さんでディレクターも先生も手一杯なので、見学するタイミングではありません。
という事で10月~11月の間にプリスクールを絞って見学をして、募集開始されてすぐに登録すれば最短のプロセスとなります。
入園する約1年前から準備をしようというのは中々難しいですが、知っていればできる事でもあるので参考になると嬉しく思います。
アメリカのプリスクールを探すのが早すぎるとよくないのか?
基本的には何事も早すぎて困る事は特にありませんが、プリスクールについては少し考え方が違います。
前にも述べたように、9月が新学期で始まったばかりの1ヶ月はプリスクールでも一番気を揉むタイミングなので避けるのはもちろんの事ですが、それより前は夏休みとなってしまいます。
これがまた長くて、5月の後半から8月末までが夏休み。
この間は、特に教会系のプリスクールは休みになっている事が多いです。
そうなると、5月なので1年と4ヶ月も前から見学しておくという流れになりますが、どう考えても入園するタイミングより前過ぎるので、見学してももう覚えていない位前になってしまいますね。
こういう背景からも、やはり早すぎる見学はあまり効果的ではないといえます。
アメリカのプリスクールを探す時期・まとめ
まずは渡米前にアメリカの学校の仕組みを理解しておくことが大切ですね!
渡米するタイミングやお子さんの年齢にもよりますが、現地ですぐに良い情報に巡り合えるように準備をしておけば、これ以上安心な事はありません。
この3つを覚えておけば、行きたいところへきっと通う事ができると思います。
備えあれば憂いなしの精神でお子さんの為に、お父さん・お母さん頑張りましょう!
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