- 駐在の奥さんってどんな感じ?
- キラキラしてそうだよね?
- きっと辛い事ってある?
駐在員として海外に出てくるときに、場合によって帯同で家族としてついてくるいう事がよくあります。
駐在もかれこれ10年目を迎えて、今になって思う事は何の準備も予定もしないで海外に来る家族というのは大変な思いをするという事です。
駐在員という立場から見て良い部分もあり悪い部分もある駐在生活ですが、家族の特に「奥さん」の駐在帯同生活についても気になりますよね。
今回は、僕の家族をベースにいわゆる「駐妻」さんがストレスを貯めずに伸び伸びした生き方や生活の方法をご紹介します。
本記事の内容
・我が家の「駐妻」さんの経験についてご紹介
・「駐妻」さんが味わう楽しみと苦労について分析します
・僕が「駐妻」だったらどうするのかを考えてみます
【楽しく生活!】我が家の「駐妻」さんの経験についてご紹介
そんなに経験が豊富な「駐妻」さんではありませんが、僕と同様に時間だけは長くアメリカ生活をしています。
なぜここでまず紹介をしようと思ったのかというと、彼女は2種類の「駐妻」のタイプを経験しているからです。
それは「子供がいな場合」と「子持ちの場合」です。
この2つのタイプにはとても大きな差があります。
そして、生活環境も違う事からこの2つのタイプを経験しているのは貴重な存在です。
当然、駐在する国やアメリカでも場所によって大きく変わってくることは間違いありません。
そして、日本の会社の職種や規模によっても大きな違いがあると思います。
ということで大まかに属性を紹介しておいた方が、参考になるのかならないのかという事が分かります。
僕は、普通の会社で普通の駐在です。
会社の規模はそれなりに大きいですが、駐在先では同じ場所に4~5名しか駐在員はいません。
なので、会社ぐるみで大きなネットワークが無い環境です。
場所はアメリカ中西部なので、ニューヨークやLAに比べると田舎ですが、程よく店もあって、生活するには全く困りません。
こんな属性です。
「駐妻」さんが味わう楽しみと苦労について分析します
駐在として来ている僕とは違って、家族は基本「目的」が無い状態でアメリカへ来る事となります。
これは、まず大きな不安だと思います。
当時は妻も会社員として働いていて、帯同に当たって、当時は会社も辞めるという選択肢しかありませんでした。
帯同という事で「キャリア」を失ってしまいます。
自分が築き上げた「キャリア」を失い、更に「目的」がないというのはかなり苦しいです。
実際に「駐妻」になってからも試練は続きます。
まずは「コミュニティ」の中に入る事。
これにアレルギー反応がある方もいると思います。
日本人のコミュニティーはかなり「ドロついている」という事をよく聞きます。
「駐在期間が長い方が先輩」とか「旦那さんの会社の上下でヒエラルキーが決まる」とかそんな感じらしいです。
らしいというのは、結果的に妻は大きな「コミュニティ」には一切属さなかったからです。
自分が必要な時だけ顔を出すような自由人で「深く」交わる事は無かったようです。
最後に「頼る相手が家族だけ」の状況です。
これは、僕にとっても同じ事。
「駐妻」さんも難しい世界なんです。
次に楽しみです。
まずは、全てにおいて新しい経験ができる事でしょう。
前向きな方であれば、新しい事ばかりでとても楽しいと思います。
住まいも駐在員であればそれなりにの家に住めるはずなので、ゆったりと過ごす事ができます。
「頼るのが家族だけ」なので「家族の絆」が深まるかな。
子供の年齢にもよりますが、日本よりも使える時間が多いと思います。(そうでない人ももちろんいます。)
あまり前向きな内容が出てこないですが「新しい経験」は正しい方向へ向かえば最高の人生経験となります。
【楽しく生活!】僕が「駐妻」だったらどうするのか?
自分が「駐妻」さんではなく「駐夫」だったらどうするかと考えると、多分料理にハマるのではないかなと思います。
もちろん、コミュニティにはある程度のお付き合いまでにとどめておいて、なるべく自分の時間を確保するようにします。
子育てや家の事などはしっかりやりますが自分磨きをできる場所だと思うので、なるべく周りに影響されないでできる事を考えるでしょう。
せっかくのなかなかできない経験なので、楽しんで色々な事に挑戦したいと思います。
コミュニティではあまり引っ張られることが無いように、趣味の合う少人数でのコミュニティに入るのではないかと思います。
子供がいるのであれば、学校などでのお付き合いはしっかりとするかと思います。
そこはネガティブな付き合いは無いと思いますので自分の為にも率先して絡んでいくでしょう。
とにかく、あまり上下の付き合いがあるようなネガティブなコミュニティには入らず、自分を磨ける場所を探します。
駐在夫から見る駐妻や帯同家族の幸せと苦労・まとめ
・「キャリア」を失い「目的」も探さなければいけない
・コミュニティのお付き合いは程々がいい
・駐在帯同は新たな経験ができる
・自分磨きをできる環境を作りたい
・できるだけ時間を確保して色々な事に挑戦
今回は「駐在の帯同」という自分とは違う立場を考えてみました。
大変だとか辛いと思う事は日本にいる時よりも多いと思います。
でも楽しい事や面白い事も上手に生活すればそれ以上に多くなります。
ですから、ぜひとも「自分の為」に楽しい駐妻生活を目指していきましょう。
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