- アメリカでの携帯電話事情はどんな感じなの?
- アメリカで滞在する際に携帯の料金を抑えたい。
- おすすめのキャリアはありますか?
アメリカで滞在する方にとって携帯電話の契約は、すぐにでもやっておきたいリストの上位にランクされる問題ですよね。
アメリカに初めて住む方にとっては心配になる事だと思います。
僕も初めてアメリカに来たときは、知り合いの言われるがままに携帯電話を契約した思い出があります。
ですが、アメリカでは大手キャリア以外にも格安キャリアや、日本では規制がかかったプリペイド携帯も存在しているので、渡米前に知っておくと良い情報を今回はお届けしたいと思います。
本記事の内容
・アメリカの携帯電話事情についてご説明します
・日本から渡米する時にどのように料金を抑えるかを考えてみます
・おすすめのキャリアをご紹介します
【アメリカで携帯電話】 携帯電話事情と大手キャリア
アメリカの携帯電話事情について、日本に住んでいるとあまり良く分からないという方が多いと思います。
ここではまず、アメリカの携帯電話事情についてお話しします。
大手キャリアのAT&Tやベライゾン(Verizon)、スプリント(Sprint)などは、聞いた事があるのではないでしょうか。
アメリカで大手キャリアと呼ばれるのは、こちらの4大キャリアで、前米で加入者数の多い順に記載しています。
・ベライゾン(Verizon)
・AT&T
・Tモバイル(T-mobile)
・スプリント(Sprint)
※2019年現在
※スプリント(Sprint)とTモバイル(T-mobile)は合併交渉中
日本でいえば、「ドコモ」・「KDDI」・「ソフトバンク」の3大キャリアですよね。
またこれ以外に、MVNO(Mobile virtual network operator)という、大手会社の通信設備を借りて格安で提供するキャリアがあります。
これも日本に例えると「楽天モバイル」とか「Y!モバイル」などがそれにあたります。
ここでは、「格安キャリア」と呼びたいと思います。
ここで日本では少なくなったあるサービスを紹介します。
それが「プリペイド式」という方式です。
「プリペイドカード」などというような、先に課金をして使用するタイプの使用方法です。
通常の大手キャリアの契約は、2年などの複数年契約で月額を後払いしますよね。
これはアメリカでも一緒です。
ですが、も1つの方法がこのプリペイド式となります。
日本でも昔はありましたが、オレオレ詐欺などに使われて現在はほとんど流通していないです。
今回はこの「プリペイド方式」を使った携帯キャリアを紹介したいと思います。
【アメリカで携帯電話】出国前にどの方法にするかを決めておこう!
キャリアを紹介する前に、皆さんのライフスタイルに合わせてどのような方法を取ればいいかを検討しなければなりません。
検討する方法は、アメリカでどんな方法があるのか?という部分からひも解いていきましょう。
①大手キャリアを選ぶ(2年契約などで月額支払い)
大手キャリアを選ぶ理由のほとんどは、「安心」という点ではないかと思います。
みんなが使っているからつながりやすさやセキュリティ面でも安心と考えられていると思います。
設備投資には一番お金を掛けいるのは事実なので、そういう面では安心材料なのかもしれませんね。
【メリット】
・大手キャリアを選ぶ最大のメリットは「最新」・「安心
・2019年は「5G」元年と言われていて、いち早く大手キャリアで使用可能
・子供が大きくて家族でプラン内のデータ通信を分け合える
【デメリット】
・料金が高めの設定
・保証金が必要な場合有あり(※数百ドル・保証金なので返金されます)
・複数年の契約になり途中解約は違約金が発生
・解約手続きが必要
・ 携帯にはSIMロックが掛かっている(携帯持込みの場合は対象外)
【ライフスタイル】
・多少高くても最新の通信技術に対応したいという方
・家族でデータなどを分け合いたいという方
・2年以上の滞在を予定している方
②格安キャリアでプリペイド契約(携帯電話をキャリアから購入)
格安キャリアは、なんといっても価格ですよね。
プランによっては色々な制約があるのは当然ですが、調べればとてもお得に使う事が可能です。
自分でカスタムするような感覚なので、いろいろ理解してコストを抑えたい方はこちらがおすすめです。
【メリット】
・たくさんのキャリアから選択ができる
・プリペイドなので解約の手間がいりません
・料金が安く抑えられる(機種代も安い)
・1ヶ月だけ日本に帰る時などに月額を払う必要が無い
【デメリット】
・帰国中は電話機能が使用できない場合がある(プランによる)
・最新機種などは値段が大手と変わらない
・携帯にはSIMロックが掛かっている(携帯持込みの場合は対象外)
【ライフスタイル】
・料金を安く抑えたい方
・帰国中LINEやFace Timeで事足りる方(日本でポケットwifiをレンタル)
・2年以下の滞在を予定している方
③日本の携帯電話のみで生活する
ソフトバンクユーザーに限って言えば「アメリカ放題」を利用すれば、日本の携帯電話を持ったままで生活する事が可能です。(※2019年現在 登録不要・料金無料)
電波はスプリント限定なので地域によっては電波が悪いかもしれませんが、短期間の滞在であればこれで全く問題ないと思います。
ただ、学校の関係でアメリカの電話番号が必要だったりする場合は、少し検討が必要かもしれませんね。(アメリカの電話番号をスカイプで入手すれば日本の携帯で生活も可能!)
【メリット】
・アメリカで携帯電話料金が掛からない
・日本でもアメリカでも使用できる
・アメリカに到着した瞬間から利用できる
【デメリット】
・アメリカの電話番号が持てない
・ローミング(Sprint以外の回線)で使用すると予想以上に割高
・アメリカ放題がいつ終わるかわからない
【ライフスタイル】
・短期での滞在には有効
・ソフトバンクユーザーで「アメリカ放題」を使用できる
・2年以下の滞在を予定している方
【アメリカで携帯電話】おすすめキャリアと料金はこちら!
おすすめする携帯キャリアはStraight talk(ストレートトーク)です。
これは②の格安キャリアでプリペイド契約(携帯電話をキャリアから購入)にあたります。
プリペイドで購入する携帯キャリアで、全米どこにでもある小売店ウォルマート(Walmart)で販売しています。
要するに、ウォルマート(Walmart)と提携していてウォルマートが独占販売している携帯キャリアです。
Straight talk(ストレートトーク)に決めた決定打は、新品の型落ちiphoneが非常に安く購入できる事でした。
2019年現在のStraight talk(ストレートトーク)の激安機種は、iphone6が$100、iphone6sが$150で購入できます。
機能的には十分なので不都合は全くありません。
利用回線は地域や電波方式によって、Verizon、AT&T、T-mobile、Sprint全ての電波を使っています。
その為、ほとんど電波で不都合に感じる事はありません。
値段も単純明快で、国内の通話、携帯メール(テキスト)が全て無制限。
但しデータ通信だけ3GB/25GB/50GBと制限があります。
厳密にはデータも無制限ですが容量を超えると2Gスピードに切り替わるのでほぼ使い物になりません。
これで、価格が$35/$45/$55の定額となります。
海外通話オプションがありますがあまり効果的ではないので使用していません。
今の時代はデータ通信があればLINEでもスカイプでも通話が可能なので、特に不自由に感じる事がありません。
僕が利用するのはこの格安キャリアですが、まだまだお得なキャリアはたくさんあります。
皆さんが渡米するタイミングにも関係してくると思いますが今自分が渡米して契約するなら、Straight Talkよりも安いWalmartブランドの「Walmart Family Mobile」にするかもしれません。
回線がT-Mobileなので電波に不安はありますが、iphoneはStraight talk(ストレートトーク)と同じような価格で買える上に、月々の使用料がさらに安いキャリアです。
【アメリカで携帯電話】おすすめキャリアと料金まとめ
最後にこれからアメリカで携帯を用意しなければならない皆さんへのまとめです。
アメリカで携帯を持つ方法
①大手キャリアを選ぶ(2年契約などで月額支払い)
②格安キャリアでプリペイド契約(携帯電話をキャリアから購入)
③日本の携帯電話のみで生活する(ソフトバンクユーザー)
私は②を選択して日本の携帯電話を解約して渡米しました。
昔は電話番号にこだわっていましたが、今はSNSでもLINEでも簡単につながる事ができるので、全く不自由なく過ごす事ができています。
ぜひ、これからアメリカへ渡米する方は検討してみてください!
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