- アンティークショップってどんなところ?
- どんな場所にあるの?
- 値段交渉ってできるの?
皆さんはアメリカでアンティークショップへ行ったことがあるでしょうか。
日本でアンティークショップと聞くと、海外の高級な調度品とか一般人が足を踏み入れるようなところではない印象がありますよね。
アメリカでは全くそんなことはなく、一般の人がそれぞれのブースを借りて商品を陳列しお客さんに向けて販売をしています。
中にはどう見てもガラクタで「これアンティーク?」と笑ってしまうようなアイテムも売っています(笑)
今回は、そんなアメリカのアンティークショップのみどころや近くのアンティークショップを探す方法、お得な交渉術を教えしたいと思います。
本記事の内容
・アンティークショップがどんなところなのかがわかります
・アンティークショップの探し方が分かります
・アンティークショップでの交渉術を教えいたします
【値下げ交渉可!】アメリカのアンティークでファイヤーキングを買う

まずアンティークショップには大きく2つの店の形態があります。
1つはたくさんの販売者であるディーラーが「ショーケース」や「ブース」を借りて出品をしているアンティークショップ。
このようなアンティークショップでは、売り側のディーラーがその場所をお店からレンタルして自分の商品を展示します。
その上商品が売れると数パーセントの手数料を店側に払うシステムになっています。
個人的には、ディーラーは結構効率が悪い商売だなという印象を持っています。
多くのディーラーはインターネットでも販売していますので、その保管場所としても利用しています。
物が売れなくても保管が出来てしかも売る機会もできるので、上手に利用すればメリットがあるのかもしれませんね。
まとめると、保管をしながら見に来てくれた人がいいと思ったら買っていくと、言うような場所を提供しているアンティークショップです。
買う側の視点からすると、それぞれのブースにいろいろな個性があって自分の趣味に合う所と合わないところがはっきりしています。
面白いのは売り側が自分の趣味じゃないものに対して価値がわからずに、安い値段で販売してしまっていると言うブースもあったりします。
必然的にこの形態のアンティークショップは場所も広く大きくなります。
Googleなどで検索するときに、アンティークモール(Antiques mall)と表現される場所がこれにあたります。
もう一つの形態は、1人のオーナーで運営しているアンティークショップです。
このようなアンティークショップは、僕が今まで見てきた限りでは完全な自分の趣味の延長で商売をしていると言う感じです。
利益を期待するのではなく、自分の好きな事で生きているといった感じでしょうか。
お店もとてもきれいにデコレーションしてアンティーク風になっていたり、アンティーク品だけではなく新品のカントリー調の商品が売っていたりとその空間がとても心地が良かったりしています。
何か価値があるものを見つけに行くと言う感じでは無いですが、その町の憩いの空間と言うような気分にさせてくれます。
【値下げ交渉可!】アメリカのアンティークショップ優良店の探し方

アンティークショップを探す方法はいたってシンプルです。
私がアメリカに来た10年前はまだ近くのアンティークショップで置いてある雑誌や広告を見てアンティークショップを探してるような状態でしたが今ではとても簡単に見つけることができます。
基本的にはGoogle マップで「Antiques mall」とか「Antiques」と検索すればほとんどの場合は検索することができます。

そこからそのお店のウェブサイトへ行けば、どれぐらいの大きさのアンティークショップだとか、個人で経営しているアンティークショップなのかなどが分かります。
僕の場合はこんな感じで行く価値があるのかどうかを判断をします。
【寄ろうかなと思うアンティークショップ】
・ウェブサイトがある店
・レビューがある
・町のダウンタウンでそれなりの大きさのお店
・高速道路の近くにある
こんな条件で確認して、ロードトリップなどで旅行するときに経由地として設定したりもします。
地方のアンティークショップでは、自分の住んでいる場所と比べてかなりテイストが違ったりしていますので個人的には旅行に挟むというのがオススメです。
アメリカのアンティークショップで値下げしてもらおう

日本の方にはあまり馴染みがないかもしれませんが、現地の人にとってはよくある普通のことです。
もちろん10ドルのものを、1つだけ買ってディスカウントして欲しいというのは販売者のディーラーにメリットがないので成立しませんが、同じディーラーから複数のものを購入したり高いものを購入する時はディスカウントに応じてくれることが多いです。
買いたいものが1つだけでも、高価なもの例えば100ドルとか200ドルと言う単位の商品であれば単独で割引に応じてくれる可能性があります。
一般的には「50ドル」を超えてくると交渉の余地があり、「100ドル」以上であれば店側は必ずディーラーへ確認してくれます。
そのディーラーの方針にもよりますので、すべてのディーラーが応じてくれると言うわけではありませんが、交渉してみるのはタダなのでぜひ試してみてください。
ディーラーが分かれている大きなアンティークモールでは、ショーケースやブースにそのディーラーの番号が振られています。
この番号がディーラーの住所になりますので「これを買いたいのでディーラーナンバー〇〇へディスカウントできないか聞いて欲しい」というお願いをレジで店員とするだけです。
基本的な料金交渉の流れはこのような感じです。
例:ファイヤーキングのマグカップを5枚で合計100ドルの買い物をするとします。
$10は値下げして欲しいので、初めに$15くらいからお願いしてみましょう。
①レジまで行って店員に5枚買うのでディスカウントできないかを聞いて欲しいとおねがいする。

I want to buy 5pcs total $100,so could you ask seller for discount?
②店員へディーラーのナンバーと希望の金額を伝える。(15%offとか$15offなど)

I would like to have these as $85 which mean 15%off.
③レジの店員は買い手(僕)のオファーをディーラーへ連絡する(大体電話連絡)

OK. Let me ask seller.
④OK or NGもしくはカウンターオファー(〇〇%offならいいよ)がある

OK.
I don’t accept 15% off but will offer buyer as 10%off.
⑤買い手(僕)がそれを受けるかどうかで売買が成立

He don’t wanna give 15%off but 10% will be acceptable.

OK. I will have one.
※店側に$〇〇以上なら〇〇%まで割引OKという事前連絡があるディーラーもある
ディーラーによっては既にお店側に「いくら以上であれば10%オフまでオッケー」とか「15%オフまでオッケー」と言うような条件が伝えられている場合があります。
その場合は「ここのブースのセラーのものを買いたいんだけどディスカウントできる?」と聞いてみると、このディーラーはいくら以上買えば何%オフよ」というように即答してもらえます。
値段の交渉は僕の経験値からすると、最大で20%オフ位までは試してみる価値があります。
ほとんどのディーラーの場合100ドル以上購入すれば10%オフ位までは応じる可能性が高いです。
ですから100ドル以上購入するのであれば、ダメ元でも必ずレジで聞いてみると良いと思います。
個人的な感覚としては、消費税分ぐらいはディスカウントが受けられるので、販売している値札の価格くらいでは帰るのかなあと思っていつも商品を見ています。
ディーラーの間ではとても一般的な交渉術なので、みなさんもぜひ試してみてください。
アメリカのアンティークショップで祝日や記念日を狙った割引!

セラーや店員と会話をするのに不安がある方は、交渉しなくても割引が受けられる方法をご紹介します。
アンティークショップでは祝日や記念日を狙ったセールをよく実施します。
イースターセール・メモリアルデーセール・インディペンデンスデイセール・レイバーデーセール・ブラックフライデー・クリスマスセール・ニューイヤーセール・父の日・母の日
ざっと思いついただけでもこれぐらいのタイミングでセールが行われるので、祝日や記念日の1週間前は高くて欲しいものがあればこういった時期に買うことをお勧めします。
デーラーによっては20%offとか30%offという値段で販売しているので、交渉しなくても良い割引率で購入する事ができます。
何回かその割引後にディスカウントができないかと言う交渉をしてみたことがありますが、残念ながら全て断られてしまいましたので、さすがに割引の割引は受けられないと言うことを覚えておきましょう。
【値下げ交渉可!】アメリカのアンティークでファイヤーキング・まとめ

・アンティークショップはかなり
・面白いGoogle マップで簡単に検索ができる
・アンティークショップは個人経営と集合の2種類がある
・値下げ交渉はかなり一般的10%くらいは簡単に割引してくれる
・祝日などのセールの割引はかなり良い割引率
アンティークも奥が深くて、ハマってしまうとかなりの出費が考えられますので注意してください(笑)
僕は5,6年前に、古い看板や家具、食器類にハマって色々と買い漁りました。
その頃は、たくさん交渉もしましたが今は行く機会が減ってきて、本当に趣味という感じでアンティーク生活を楽しんでいます。
とても面白いお店なので、みなさんもぜひ足を運んでみてください!
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