
アメリカってどんな詐欺があるの?
アメリカに長く住んでいると日本でもよくある似たような詐欺に出会ったり、なかなか出くわす事のない詐欺に出会ったりします。
あまり経験したくはない事ですが、出会ってしまう可能性は日本より非常に高いので記録として皆さんに知っておいてほしいと思います。
僕が今までに経験した詐欺(未遂を含む)を5つ紹介したいと思います。
本記事の内容
・ アメリカで経験した詐欺を5つご紹介します
アメリカで体験した詐欺を5選にしてまとめてみました

こちらでは僕が今までに経験した詐欺をご紹介したいと思います。
まんまとハマってしまったものから、運よく未遂で終わったものまでたくさんありますが、その中で5つを厳選してご紹介したいと思います。
紹介する順に軽めの詐欺から結構重い先まで順番にご紹介したいと思います。
①ニューヨークでお釣りをごまかされる
これは自分が生まれて初めてニューヨークへ行った時のことです。
ニューヨークと言う土地に浮かれていて、見るもの全てが新しくとても興奮したことを覚えています。
そんなテンションなので普段だったら買わないであろう、屋台の串焼きやプレッツェルが売っている店で小腹が空いたので食べ物を購入しました。
お土産などをたくさん手に持っていたので、両手がふさがっていてそれに加えて食べ物を受け取ると言う状況になりました。
購入したのは5ドル程度のものだったので、20ドルを払ったら15ドル帰ってくるはずが手元に残ったのは5ドル札が1枚と1ドル札が2枚でした。
当時を疑うこともしていなかったので金額も確認せずにお札をもらってしまってしまいました。
詐欺と言うほどのことではありませんが、アメリカで受けた初めての洗礼がこれでした。
②観光地でCDを売りつけられる
こちらもニューヨークでタイムズスクエアの道端でCDを無料で配ってるように見せかけて、手に取ったらサインをされて商品にならなくなったので買ってくれと言うような押し売りがあります。
これは幸いにも未遂で終わりましたが、別の観光客が被害に遭っているところを間近で見ました。
警察が少ない朝方を狙っている感じで、受け取ったらみんなで囲まれて若干恐喝まがいな感じでCDを買わされてしまいます。
こちらも被害額は20ドル程度ですが、結構心に傷が入りますよね。
全く英語しゃべれなかったり、お金を持ってそうな雰囲気だと40ドルとか100ドルとか請求されると聞いています。
これは知っておいて受け取らないことが1番です。
これ以外にもマスコットと一緒に写真を撮ってチップを請求されたり、当たり屋のような感じでぶつかってきてメガネが壊れたので、弁償しろと言うような詐欺もあります。
③クレジットカードのスキミング

クレジットカードの詐欺は今でもかなりメジャーです。
種類は大きく分けて2つあります。
機械にスキミングできるものが取り付けられていてカード番号が盗まれる場合と、インターネットからカード番号が漏れてしまう場合があります。
日本ではどれぐらいの量が悪用されるか僕はわかっていませんが、アメリカではかなり悪用されていて日常茶飯事にクレジットカードの詐欺が横行しています。
そのためクレジットカード会社も悪用には敏感で、何か怪しい処理があればすぐに電話やメールで所有者に連絡があります。
僕も過去に記憶があるだけで3回クレジットカードを悪用されています。
そのすべての利用について、クレジットカード会社が保証してくれたので損失があったわけではありませんが、その都度クレジットカードのカード番号が変わり意外にめんどくさいことが起こります。
金額にするとトータルで2000ドル位の悪用を経験しています。
④チェックの不正利用
日本にはあまりなじみのない文化ですが、アメリカではチェックと呼ばれる小切手で銀行への振り込みや電気ガス水道などの支払いを行ったりします。
これは私も1度しか経験がありませんが、クレジットカードに比べると直接口座からお金を抜かれてしまうのでかなり心配になります。
僕のケースは以前に降り出したチェックをうえの分だけ誰かが書き換えて別の銀行へ持っていき誰かの口座に入れようとしていました。これも銀行からのアラートで気づくことができました。
小切手のイメージ画像が自分の口座から見れるので確認してみると全く見に覚えのない払い先と金額が書かれていて^_^自分が見れば間違いなく詐欺であると言い切れる内容でした。
電話をした銀行の人も間違いなく詐欺だと言ってくれたのですぐに行っても振り出を止めてお金を返してもらうことができました。
⑤メールでの振込め詐欺

自分が引っかかる事は絶対にないと思っていましたが、危うく引っかかることがになりそうでした。
自分が冷静でない状態になっていると、簡単に引っかかってしまうのかもしれないと思った内容でした。
結果的には途中で詐欺だと分かったので、それ以降の連絡をこちらからする事はありませんでしたが、大金を失うかもしれないところでした。
僕が受けたのは、おそらくメールから情報が漏れてしまったと考えられますがタイムリーに話をしていていざ送金を行うという時に、突然違うメールアドレスで同じ名前で入金先を知らされたので、初めは疑いもせずに入金しなければと思いました。
メールとは別に携帯電話でメッセージのやりとりもしていたので、話しがなぜか噛み合わなかったのです。
決定打は別の携帯電話番号でメッセージがきて、支払いどうだ?という問い合わせ。
この時点で怪しく感じて、本人と話し詐欺だと分かりました。
よく見ると、名前は同じですがメールアドレスが違って、途中から別人とやり取りをしていたことがわかりました。
本当に驚きました。
そして、少し恐怖を覚えました。
アメリカで体験した詐欺を5選にしてまとめてみました・まとめ

・詐欺は日本よりかなり横行している
・観光者を狙った詐欺も多い ・クレジットカードと銀行は基本補償してくれる
・チェック(小切手)もやられる事がある
・振り込め詐欺には若者でも注意が必要
僕の経験したものだけなので、これ以外にも沢山の詐欺が横行しているのだと思います。
電話でも詐欺電話があって、とにかく詐欺をする環境は日本の数倍多いと考えられます。
特に注意したいのは自分のメールから情報が漏れる事です。
その点で、パスワードはしっかりと管理して自分を守るようにしましょう!
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