・日本の免許証が失効しても日本で運転する方法ある?
・アメリカの免許証から国際免許証を発行できるの?
・国際免許証はどれくらいの期間使えるの?
先日、日本の免許証を失効させても大丈夫というブログを作りました。
その中で、アメリカで発行できる国際免許証があるとコメントしています。
そうなんです。
アメリカでも、アメリカの免許証をベースに国際免許証を作成してもらう事ができます。
ジュネーブ条約を締結している各国で使用できる国際免許証はもちろん日本でも使用できます。
日本でも簡単ですが、アメリカではさらに簡単に国際免許証を発行してもらうことが可能です。
今回はアメリカで発行する国際免許証の作り方と必要なものをご紹介したいと思います。
本記事の内容
・アメリカで発行してもらう国際免許証の発行方法が分かります
・どんな時に発行が必要なのかが分かります
・海外に行っても発行してもらえるなど豆知識をご紹介します
【超簡単!】アメリカ運転免許証で日本でも使える国際免許を取る方法

アメリカで国際免許証を発行してもらうのはとても簡単です。
アメリカではAAA(トリプルエー)と呼ばれる自動車協会の団体があります。
AAAはAmerican Automobile Associationの頭文字で、全米の自動車協会が連合したNPO団体です。
会員数は約4,600万名で各国に同じような団体がありますが、その中でも世界最大の会員数を誇ります。
いかにアメリカが自動車社会なのかが分かりますね。
全米に拠点があって車のメンテナンスや事故があったときのロードサービスを展開しています。
また旅行先のロードマップなど旅先で必要な情報も取りそろえます。
年間契約の会員になれば、車に万が一のトラブルが発生したときに無料レッカーやガス欠対応などのサービスとホテルなどの割引が受けられます。
日本で車を運転する方なら分かるかもしれませんが日本で言うところのJAFと全く同じような形の団体です。
すこし余談となりましたので、国際免許証へ話を戻します。
まず発行に必要なのはアメリカの免許証を持っていることです。
基本的に要件はそれだけで、その他に料金が20ドルと証明写真2枚、ウェブサイトにある申請書が必要となります。
これだけ持って、AAA(トリプルエー)の事務所へ訪問して依頼をすれば即日発行してもらうことができます。
最寄りの事務所はこちらから!
日本で国際免許証を発行した方は多いと思いますが、日本では免許センターまで行く必要がありましたよね。
免許センターよりも拠点数が多い為、発行してもらうにはとても便利です。
【国際免許証発行に必要なもの】
・アメリカの運転免許証
・申請書類 (こちらから印刷してください)
・証明写真(2インチx2インチ)
・料金20ドル
※証明写真はCVSやWalgreensもしくはAAA事務所でも撮れます。
アメリカ運転免許証で国際免許・どんな時に必要なの?

アメリカの免許証で国際免許を発行してもらうのはどんな時に必要なのでしょうか。
よく考えられる3つのケースをご紹介したいと思います。
日本の免許証が期限切れになっている
僕の場合は日本の運転免許証を計画的に失効させていたので、日本で本帰国するときに国際免許証が必要でした。
そうしなければ免許証を発行するまで運転が出来ない事になってしまう為です。
現在は海外滞在者は失効しても3年以内であれば免許証を実技試験・筆記試験なしで再発行してもらうことができます。
ですから日本出国する前に「期日前更新」してあればブルー免許の有効期限2年間+ 失効期間3年以下で5年以内であれば1度も更新することなく免許証を再度取得することができます。
海外旅行で車を運転する時
これが本来の使い方に当たるのでしょうが、海外旅行へ行った先でレンタカーを借りたり車を運転する機会がある場合は、この国際免許証を発行するのは必須になります。
ちなみにカナダとメキシコについては国際免許証発行する必要はなく、アメリカの免許証持っていればそのままその免許証が有効となります。
本来の使い方なのですが、正直言ってこれはあまり使用する機会が無いように思います。
使用するのはヨーロッパへ旅行する時くらいでしょうか。
子供が免許証を取得して日本で切り替えをする場合
日本でアメリカの免許証を切り替えをするときに、申請として必要ではありませんが実技試験があるので、右ハンドルに慣れるために時前に練習することをお勧めします。
その場合は国際免許証を持っていなければ運転ができませんので、必ず発行して日本へ持っていきましょう。
アメリカに初めて来たときに左ハンドルで右側通行にとても戸惑うことと同じで、こちらで免許を初めて取った子供達がいきなり右ハンドル左側通行に変わる事はとても違和感があるはずです。
実技試験でも慣れた運転ができるように事前に日本で練習しておきましょう。
アメリカ運転免許証で国際免許・知っておいた方がよい3つの事

アメリカの免許証で国際免許で知っておいた方がよい事を3つお知らせします。
アメリカの国際免許証も日本と同じく有効期限は1年間
アメリカで発行された国際免許証の有効期限は1年間です。
これは日本の国際免許証と同じですね。
基本的に短期滞在目的の利用に限定されるので、1年あれば十分な内容です。
日本では3ヶ月以内に日本の免許免許証を取得しなければならない
日本の法律では、3ヶ月以内に免許の切り替えを行って日本で免許証を取得しなければなりません。
自己責任となりますが、それを知らない外国人はたくさんいるはずなので、実際に3ヶ月経過して使用しても「無免許運転」という刑罰を受ける可能性は低いと考えられます。
僕もこの記事を書くまでは全く知りませんでした。
そもそも日本人であれば身分証明書としても日本の免許証が欲しいので、すぐに発行してもらいますよね。
海外からでも国際免許証を取り寄せることができる
これはなかなか面白いなと思いました。
海外で必要になったときに国際免許証を申請して発行取り寄せることが可能です。
ですから本人がトリプルエーの事務所まで行く必要もなく滞在している国へ送ってもらうこともできるわけです。
ただし発行から手元に届くまでに4週間から6週間の時間がかかると言うことなので、通常考えるとそんなに待ってられないような気がします。
アメリカ運転免許証で日本でも使える国際免許を取る方法・まとめ

・アメリカ発行の国際免許証はAAA(トリプルエー)で発行可能
・AAA(トリプルエー)の会員でなくても発行可能
・発行は即日で待ち時間もほとんど無し
・必要なのは、免許証・申請書・証明写真・20ドル
・日本の免許証は3年以内は失効しても大丈夫
アメリカで国際免許証を取得する機会はほとんどないと思いますが、日本の免許証を計画的に失効させてコストを下げる方法は、
長期のアメリカ滞在の方にはお得な方法だと言えます。
僕の場合はお金よりも、日本で免許証を更新する時間と手間を考えてこの結論となりました。
皆さんもぜひ試してみてください!
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