- ザイオン国立公園のみどころを知りたい
- 小学生前の子供がいるけど楽しめる?
- 何日くらい楽しめる?
ラスベガスから車で2時間~2時間半くらいの距離に「ザイオン国立公園」というアメリカの国立公園があります。
いわゆる「グランドサークル」と呼ばれる地域で、日本人の旅行者の多くが訪れる国立公園の一つです。
アメリカの国立公園は政府の管理下にあってとてもきれいに整備されているので、どの国立公園もきれいでアメリカの観光スポットの一つとなっています。
今回は「ザイオン国立公園」を小学生に入る前くらいのお子さんと旅する事をイメージして、子供でも楽しめる「ザイオン国立公園」のみどころを紹介します。
水遊びができる川やゆっくり休む事ができる広場もありますので、最高の景色を楽しんでお子さんも楽しめます。
僕はこの「ザイオン国立公園」が大好きで、今までに4回訪れています。
直近では子供が生まれてから連れて行ったので、4歳の男の子が楽しめるように旅を考えました。
その体験談も交えてご紹介していきますね!
本記事の内容
・ザイオン国立公園の概要とみどころをご紹介します
・小学生前のお子さんがでも楽しめるアクティビティをご紹介します
・どれくらいの日程で楽しめるのかをご説明します
【子供が喜ぶアクティビティ!】ザイオン国立公園の概要とみどころ
ではまずザイオン国立公園の概要をお教えしたいと思います。
分かりやすく説明する為に箇条書きで説明していきますね。
・場所は「ユタ州」でラスベガスから車で北東へ2時間程度の位置
・「ザイオンキャニオン」をもつ広大な渓谷を下から見上げる景色
・1918年「国定記念物」に制定され1956年に「国立公園」に制定される
・料金は1名につき20ドルで1家族で最大35ドル(自転車・バイクOK)
・車やキャンピングカーは1台につき35ドル(乗員15人までの入場料込み)
・上記料金で7日間有効のパスがもらえます
・年中オープンしている
・「ザイオンキャニオン」はシャトルバスが運行している
・ザイオンの天然水(湧き水)が飲み放題
皆さんが一般的に「ザイオン国立公園」という場所は「ザイオンキャニオン」にあたります。
ここではシャトルバスが運行しているので手前の駐車場に車を停めてシャトルバスを利用するのが最適です。
駐車場はすぐに満車になってしまいますので早めに行くと良いでしょう。
ゲートは朝早くても開いているので心配はありません。
特に小さなお子さんがいらっしゃる場合は「ザイオンキャニオン」のみで十分楽しめます。
次の章で詳しく説明しますが、シャトルバスを降りて1キロ歩くだけで見つけられる川や、モニュメントがあったりします。
すぐに飽きてしまうお子さんにも十分に自然を楽しんでもらえると思います。
ザイオンのロッジやビジターセンターもしっかりとしているので、トレッキング(ハイキング)をしなくても1日十分に楽しむことが可能です。
大人だけで行く場合の事も少しだけお話ししておきます。
大人だけで行く場合は「ザイオン国立公園」の醍醐味でもある「トレッキング(ハイキング)」を是非とも体験してもらいたいです。
もちろん体力が必要ですが素晴らしい景色を見ながら歩くハイキングは最高の気分になります。
暑いので水は必ず確保しておきましょう。
「The Narrows(ナローズ)」や「Angels Landing(エンゼルスランディング)」と呼ばれる難関のトレイルは最高の景色や体験ができます。
ただし、ナローズは川なので増水に注意しなければなりませんし、エンゼルスランディングは断崖絶壁を鎖のガイドを伝って渡るようなポイントがあるので、
十分注意する必要があります。
ザイオン国立公園で小さなお子さんも楽しめるアクティビティをご紹介
「ザイオン国立公園」はお子さんがいても十分楽しむことが可能です。
スリリングなトレッキングもあるので、大人は少し物足りなく感じるかもしれませんがそこはお子さんが楽しめればよいと思って我慢しましょう(笑)
僕は子供がいない時に既に3回この公園を楽しんでいるので、今回は精一杯子供に「ザイオン国立公園」の魅力を感じでもらおうと思って行動しました。
結果的に昼寝もしたりして、自分が昔に行動した3回の10分の1も見どころが伝えられませんでしたが、子供には十分のようでした。
それではお子さんにの為のアクティビティをご紹介いたします。
①ジュニア・レンジャー・ハンドブックをもらう(無料)
「ビジターセンター」で、お子さんの為に必ず入手して欲しいのが、ジュニアレンジャーハンドブック(Junior Ranger Handbook)です。
一応4歳以上となっていますが、大丈夫!何歳でももらえます。
内容はもらってからのお楽しみとして公開しませんが、色々な自然に関する問題をクリアして「ビジターセンター」へ戻ると、ザイオン国立公園のレンジャーバッジがもらえます。
難しかったり、英語が分からなくてクリアできなくても大目に見てくれてバッジはもらえるのでお願いしてみましょう(笑)
シャトルバスの出発点の「ビジターセンター」では、レンジャーが常駐していてトレッキング(ハイキング)の経路の案内や、みどころを教えてくれたりします。
「ザイオン国立公園」の生い立ちや、お土産屋さんもあるので常に賑わっている場所です。
みんなが欲しい「無料のWi-Fiスポット」にもなっています。
②「The Narrows(ナローズ)」の入り口前の川で水遊び
「ザイオン国立公園」で1番2番を争う人気のトレッキング(ハイキング)である「The Narrows(ナローズ)」の入り口では子供たちが川で遊んでいます。
とてもきれいな景色の中で川遊びができるので子供達も大満足です。
大人も最高の景色を眺めながら楽しめるので、このポイントは必ず訪れて欲しいと思います。
場所はシャトルバスの終点⑨番のTemple of Sinawava(テンプル オブ シナワバ)を降りて300mくらい歩けばすぐに見えます。
ここから、ナローズのトレッキングに向かうツワモノが沢山いるので、みんな装備がすごいので圧倒されますよ(笑)
子供には入口の川で十分なので十分楽しめると思います。
事前に何か食事を買っておけば、この川のふもとでご飯を食べるというのも楽しいと思います。
一点だけ注意したいのは前日に天候不順だったりすると水かさが増している場合があります。
水の流れが速かったりした場合は危険なので水辺て遊ぶのはやめておきましょう。
シャトルバスの終点⑨番のTemple of Sinawava(テンプル オブ シナワバ)を降りてすぐに本日の危険指数が表示されている看板があるので必ず確認しておきましょう。
③「Weeping rock(ウィーピングロック)」のトレッキング(ハイキング)
少しだけでもお子さんにトレッキング(ハイキング)を楽しんでもらいたいと思います。
このトレッキングはとても短いので心配ありません。
片道300メートルで往復が600メートルなので往復してゆっくり見ても30分から1時間未満で行って帰ってこれます。
しかも終点地には「Weeping rock(ウィーピングロック)」というおもしろい岩があるので達成感も味わえます。
「Weeping rock(ウィーピングロック)」はその名の通り「泣いている岩」です。
岩の間から湧き水がしたたり落ちていて、たくさんの水滴が岩から落ちてくるスポットです。
暑い日にはぽたぽた落ちる水しぶきが気持ちよくとても良い環境です。
トレッキングと言えるほどではありませんが、是非とも楽しんでみてください。
④ザイオンロッジでゆっくり休憩
シャトルバスでちょうど中間にあたる⑤番目の駅の「Zion Lodge」には、「ザイオンキャニオン」の中にある唯一のロッジ(ホテル)です。
昔ながらの作りでとても趣きがあるあるロッジです。
宿泊者以外でもロビーでは少し休息もできますし、軽食やアイスクリームそしてお土産屋さんもあります。
ロッジの手前には広場が広がっていて、たくさんの人がピクニックを楽しんだり、木陰で休息したりしています。
ゆっくりと休憩できる「ザイオンキャニオンのオアシス」と言えます。
お子さんにアイスクリームを買ってあげれば、家族は円満でほのぼのできますよ!
僕はここで疲れた体を休めて「うたた寝」するのが大好きです。
ザイオンキャニオンと青い空を眺めてゆっくりするのは、何とも言えない幸せを感じます。
⑤シャトルバスからゆっくり景色を見る
シャトルバスの中から景色を見ているだけでも実はとても楽しんのです。
①番のビジターセンターから⑨番のTemple of Sinawava(テンプル オブ シナワバ)までは片道40分です。
一直線のバスなので行きと帰りの景色は同じですが、それでも絶景には感動すら覚えます。
バスは風が沢山入るように天井も開いていて涼しくとても気持ちがよいです。
これが小さいお子さんにとって何が良いかというと「昼寝」の時間に当てる事も可能です。
終点で降りなければ一周できてしまいますし時間調整にも利用できます。
ザイオンロッジの広場で「昼寝」も最高なので合わせて検討してみて下さい。
【子供が喜ぶアクティビティ!】ザイオン国立公園の子連れの旅・日程
どのくらいの日程感が「ザイオン国立公園」は良いでしょうか。
小さいお子さんがいらっしゃる家族であれば、あまり気合の入ったトレッキング(ハイキング)はできませんので、それを考えれば1日あれば十分です。
ですが見どころはたくさんあって「ザイオン国立公園」へ入る前の町「スプリングデール」のとてもきれいな町並みでここで半日使ってもいいのではないかと思う事もあります。
「ザイオン国立公園」のビジターセンターからは「スプリングデール」の方向へ向かうシャトルバスも出ています。
ビジターセンターが乗り換えの駅になっています。
「スプリングデール」の町は深く入ったことが無いのですが、色々なお店もあってとても楽しそうなので「ザイオン国立公園」は1日~2日の日程感で楽しまれるとよいと思います。
大人だけでトレッキング(ハイキング)に気合入れていくのであれば3~4日使っても足らない位トレイルがありますので、試せる方は試してみましょう(笑)
【子供が喜ぶアクティビティ!】ザイオン国立公園の子連れの旅まとめ
・お子さん連れでも「ザイオン国立公園」は十分楽しめます
・下から渓谷を眺める景色は本当に最高です
・ジュニア・レンジャー・ハンドブックは無料なのでもらいましょう
・日程は1~2日で予定を組みましょう
・天候不順の時は川の流れに気を付けて無理はしないようにしましょう
「ザイオン国立公園」は僕が大好きな国立公園です。
まだまだ書ききれないところが沢山ありますので、別の記事でご紹介できればと思います。
レンジャーのプログラムやキャンプ場でのキャンプも楽しいです。
国立公園には色々な楽しみ方がありますので、ぜひ一度訪れてみて下さい!
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