どうしても自分の時間が取れない!
なんで自分のところに仕事が集まるの?
色々な人に頼られてしまう・・・
日本では「時は金なり」アメリカでは「タイムイズマネー」ということわざがある通り、時間というものはお金と同等もしくは、それ以上の価値があるものだと古くから考えられています。
とても一般的なことわざなので、子供の時から合い言葉のように聞いたり自分から言ったりしていると思いますが、実はなかなか実践できない、もしくは物理的に不可能な状態になっている方々もいます。
アメリカで仕事をする上では、日本より顕著にこの問題を意識する傾向があります。
今回は、時間を「人に奪われない方法」と「相手から奪わない方法」考えていきます。
本記事の内容
・人から時間を奪われないようにする方法が分かります
・相手の時間を奪わないようにする重要性を説明します
・これを心掛ける大きな効果をご紹介します
【予定の管理と信念!】人から時間を奪われないようにする方法
日本では「残業」の考え方がだいぶ改善されてきていますね。
厳しく残業を管理されて「仕事がやりきれない」というような現象まで起きています。
日本は「時間」について今が大きな過渡期なのかもしれません。
まず大切なのは自分自身の「タイムマネジメント」です。
すぐに出来る事はスケジュールを管理する事。
これで自分が使える時間、使えない時間、仕事の時間などを「見える化」します。
その中で特に重要なのは仕事の時間です。
ここの見通しが甘いと予定している他の事ができなくなってしまいます。
これが大前提となって、他の人から時間を奪われないようにする土台ができるのです。
この土台の上で、依頼されたりお願いされる事を取捨選択していきましょう。
取捨選択では当然、捨てたり断ったりする事が一番難しいですね。
ですが「スケジュールの土台」ができれいれば少なくとも正当な理由で断ったりする事が可能です。
例を挙げるとこのような断り方ができます。
①スケジュールを見せて残業となってしまうので他の人へ依頼して欲しいと説明する
②自分にしかできないなら今の業務を誰かに手伝ってもらう手配をしてもらう
③会議や面会などがそもそも必要なのかを再考してもらう
このような事を常に意識して「自分の時間」をしっかりとコントロールして確保するようにしましょう。
断ったりすると関係性が悪くなるのでは?という心配があるかもしれません。
相手に違和感を与えるとは思いますが、面白い事に時間が経てば「評価」も必ず変わります。
但しそれには、一貫して継続して「彼(彼女)はこういうタイプだから」という意識付けとなって悪い印象を与える事はありません。
そうは言っても、なかなか仕事の事に対しては断れなかったり、自分でせざるを得なかったりする事もあります。
その場合は、少なくとも「会議や面会などがそもそも必要なのかを再考」しましょう。
報告会のような会議は出れなくても情報は手に入ります。
面会については、自分にとって有意義でなければ断る事が原則です。
「人と人との付き合い」で仕事が成り立つという考え方もありますが、逆をいえばそれだけでもありません。
どちらを選択するかは、あなた次第ですが「時間が無い」を改善するのであれば、考え方を自分が帰る必要がありますね。
【予定の管理と信念!】相手の時間を奪わないようにする重要性
「自分の時間」について真剣に考えるようになると「相手の時間」も意識できるようになります。
それはそうですよね。
自分が嫌だなぁと思っている事を「相手」に対して率先してやろうとは思いませんよね。
ですから、必然的に相手の時間についても考えるようになるのです。
この意識が身に付いているという事は、自分は心から時間を大切に使おうと考え始めたからに他なりません。
自分の中でしっかりと大切さを理解して実践しようとしているわけです。
相手の時間の事を考えると自分にも跳ね返ってきますし、相手も自分に対して時間の事を意識してくれるようにもなります。
そして、それが分からいない方々は離れていってしまいます。
これは悪い事ではないので心配しないでくださいね。
纏めるとこのようになります。
①自分の時間を奪われない努力をする(自分の時間を大切にする)
②心から納得すると周りの人の時間についても気になる
③相手の時間についても意識して奪わないように心掛けられる
④相手もそれに気づきお互いが時間を奪い合わない関係となる
これがまわるようになると完全に「正のスパイラル」として良い方向へ進んでいきます。
時間を奪われない・奪わないを心掛ける大きな効果
結論からいうと「時間を大切にする方達と人生を歩んでいける」ようになります。
この考えを持つ方々は、大抵の場合仕事や生活が上手くいっている方や、人間的に素晴らしい方が多い傾向があります。
対外関係を含めると「時間を大切に使う」を実践する事はとても難しい事ですし、時には非難されることだってあります。
これを理解していない方からは、大きな避難を受ける事も覚悟が必要です。
仕事を放棄して時間を作るという事ではなくパフォーマンスは維持するのですから、本人も精神的に大変です。
でも信念を持って続ける事で、周りの人も変わってくるのです。
気付くと周りには、同じ意見を持つものしか残りません。
離れる人もいるでしょうし、理解した上でつき合ってくれる人、そして同じ価値観を持った人が新たにあなたと交わります。
結果的に「時間を大切にする」という考えを持った人しかいなくなるのです。
こうなると仕事は何もしていなくても効率化されていきます。
これが最大の効果ではないかと僕は感じています。
時間を奪う人とは出来るだけ付き合わない方法・まとめ
・まずは自分の軸となるスケジュール管理
・信念をもって相談して時間をダブらせないようにする
・相手の時間を奪わない事で自分の時間も奪われない
・相手の時間を意識するようになる頃が完成されたバロメーター
・同じ価値観を持つメンバーとなれば勝手に効率化する
時間を費やすだけで、会社に長くいるだけで評価される時代はもう平成までで終わっています。
これからは「短時間でどれだけ高パフォーマンスを上げられるか」が大切な時代になりました。
おもしろい事にアメリカでは初めからこの考え方に立って成り立っています。
「時は金なり」・「Time is money」です!
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